女の為の鎮魂歌

大人になって始める自由研究のような何でもノートのメモ殴り書き以下の稚拙な文章を書いてスッキリしてる系の更新頻度がまばらなブログ。

パラサイトコメント

タイムラインなどでコメントに自分の近況報告をする人ってどういう動機でことに及ぶのだろうか。

 
昔、まだSNSが主流ではないホームページ全盛期なんかでネチケットというネットでのエチケット、これを説明付きで教えてくれるネチケットサイトというジャンルがあった。
 
例えば、キリ番が出るまで更新ボタンを押したりする行為はNG、マルチポスト行為禁止(複数スレッドに同内容の投稿を禁止)、小文字は非推奨、サイト宣伝行為は最低でもサイトの感想などを書いてから〜など、言われんでもわかるかと…というような内容をわざわざ説明しているサイトで、これらを全て実行された管理人なんかは辟易したうえで、サイトのトップページにこのサイトを読んだうえでコメントください!などリンクで飛べるようにしていたり、けっこう浸透していた。
 
他人の書き込みにわざわざ「それはネチケット違反です!」と書いて回る自分もネチケット違反な自治っ子も居た。
 
この冒頭に書いた他人のSNSへの近況報告はかつて日記書き込みと言われた、管理人からウザがられるので辞めましょう!と説明されていた行為である。
 
管理人が別に質問していない自分の行動など記す必要がないのである。
 
これはSNSで言うと他の人の投稿に自分の日記コメントをする行為にあたり、過去だったらネチケット違反に当たったことである。
 
しかしSNSはいい意味でも悪い意味でも「気軽」だ。
気軽に利用出来るが故にマナーなどあってないようなものである。
また、利用者が自分にとって身近であるが故に、注意しづらい。
 
そもそも日記書き込み自体は過去も、管理人の返事を微妙な解答にして迷惑しているという事をわからせて未然防止しよう、という位しか手立てがないグレーなものだった。
 
故に誰も注意はしないので、治ることは先ずないだろう。
 
しかし彼女等こそ、自分では投稿しないのだ。
なぜか自分では投稿しないのに人の投稿で自分のSNSのようにコメントで近況報告をする。
 
これは一種の寄生行為ではないだろうか。
パラサイトコメント、と思い今後適当な返事をして気付いてもらう事にしよう…と、そう誓ったのに丁寧な絵文字付き返事をしてしまうチキンな私なのであった。
 
おしまい。